コロナウイルス感染拡大以前と、それ以降とで家具を販売する顧客層に変化がありました。
今までとは違い、新卒者の方々による家具購入が増加しました。
あくまで私の関わる分野の家具限定での話にはなるのですが、販売する家具の価格帯的にも学生や新卒の人たちが購入してくれるのは珍しいケースでした。
それが、特に今年は新卒の人たちが主にワークチェアを求めて私のお店へ訪ねてきて買ってくれるようになりました。
理由はテレワーク/リモートワークのためです。
働き方の変化による家具需要の変化
今年の新卒者は入社をしても会社によっては最初から出社はせず、週のほとんどを自宅でテレワークをするという雇用形態になっていることがあります。
週に3-4日在宅勤務という場合もあれば、一度も会社に出社しない雇用形態もあります。
これはコロナウイルス問題以前には少ない勤務形態でしたよね。
それで今年の新卒者はいきなり自宅を働く場所にしないといけないため、実家/一人暮らし問わずちゃんと作業環境を作ることになります。
それが今までの学生のままの環境でも仕事自体は出来なくはないのですが、より快適に仕事をするためにまずはワークチェアを求めるわけです。
そうして高性能なワークチェアとして、私のお店の場合はセイルチェアやアーロンチェアといったハーマンミラー社の椅子を買ってもらえます。
他社のワークチェアもこうした需要があるでしょうね。私は販売していないのでわかりませんが、他は他で忙しくしているでしょうか。
ワークチェアだけでなく、デスクや照明といった分野の家具も同時に求められることもあります。
中にはソファからテーブルからとフルで家具インテリアを揃える方もいらっしゃいます。
どうせずっと自宅にいるなら充実しようと考えてのことです。
予算についてですが3パターンあります。
一つは普通に自費で購入するケースです。
アーロンチェアまでの価格でしたら普通に選んで買ってくれます。
二つ目は親が出費するケースです。
この場合は親子で来店してくれて、そのうえで子供が好きな椅子・家具を選び親が支払いをしてくれます。
三つめは会社が負担してくれるケースです。
会社がテレワーク補助として予算を出してくれる場合、その予算内で椅子・家具を選ばれます。
今まで私は新卒者のお客さんと接することが少なかったので新鮮です。
新しいことなので勉強になりますね。
感謝して仕事は尽力しています。
コロナウイルス感染拡大の影響により働き方が変わったなかで、新卒者の働き方の勤務形態も変わったわけですね。
それがひいては顧客層の変化をもたらしました。
世の中は変わっていきますね。
新卒者という新たな顧客層が広がったのは良いことですが、コロナ問題以降に失われた顧客層もありますので喜んではいません。
どんな状況になっても自分の事業は続けていけるように変化をして、先を見通して動いていく必要がありますから、常に考えて行動をしていかないといけませんね。
また世の中は変化していくでしょうから、危機感は持って頑張っていきましょう。
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