
ちょっと前の話ですが、2025年のGWを利用してラオスの首都ヴィエンチャン(ビエンチャン)に行ってきました。
その感想をひたすら書きますので参考にしてください。
タイトルは私が本当に感じたラオスのヴィエンチャンの印象です。
ラオスの歴史

ラオスは14世紀にファーグムがラーンサーン王国を建て、内陸の強国として発展しました。
その後王国は分裂し、19世紀末にはフランスに植民地化され、「フランス領インドシナ」に組み込まれます。
1945年には日本軍が進駐しラオスに形式的な独立を認めましたが、日本の敗戦によりフランス支配が復活。
冷戦下では共産勢力パテート・ラーオと王政派が内戦を展開。
特にベトナム戦争中、ラオスはアメリカと北ベトナムによる代理戦争の舞台となり、大規模な空爆を受けました。
最終的に1975年、パテート・ラーオが勝利し、王政は廃止。ラオス人民民主共和国が成立し、現在も社会主義体制が続いています。
ラオスの面積は23.7万km²(日本の本州の面積とほぼ同じ)。人口は約760万人。
千葉県以上、埼玉県未満。
その人口が日本の本州サイズに分かれていると考えると人口密度は寂しいものとなります。
さらに人が住めるのは全体の約30%未満と言われています。
山や自然が多いからなのですが、不発弾の多さも影響しています。
首都のヴィエンチャンは3,920km²で、鳥取県(3,507km²)と同程度。人口は約100万人。
略奪と搾取をされ続け、世界一空爆をされ、不発弾で悩む国民生活。
長期にわたり政治的・軍事的に不安定だったため、人材の国外流出が起き、経済開発が遅れています。
ヴィエンチャンの中心は数km

ヴィエンチャンの感想ですが、とにかく穏やかで過ごしやすく心地が良い場所でした。
東南アジアと言えば活気があって、多くの人、車、バイクが行き交う騒がしい場所という印象がありますが、ラオスの首都なのに静かな場所でした。
それが旅行をするのにはありがたくて、観光地、お店、飲食店、どこでも並ぶこともなく、渋滞もほぼありませんでした。
(私が行った時はメインの通りを封鎖して工事をしていたので渋滞していました)
社会主義の国ですが、街中には普通に宣伝看板もありますし、特に旅行をするぐらいでは社会主義感はありません。
ベトナムと同じ印象ですね。

最も記憶に残ったのはラオス料理の美味しさです。
本当に何でも美味しくて、特に名物のカオピアックという麺料理は、人生で一番美味しい麺料理だと思うほどでした。
タイとベトナムの間なので、料理もちょうどそんな感じです。
タイほどスパイシーではなく、ベトナムほど優しい味でもないです。ちょうど良いですが、八角は使わないようです。
アジアの美食の街と呼んで差し支えないです。
物価はアジアで最も安い国の一つです。
ジュースは数十円から、Tシャツが200円ぐらいと、ちょっと驚きの価格帯です。
タクシーも安いので、観光に行くと1日3,000円ぐらいで十分です。
ただし海外製品や観光向けレストランの価格は、タイと値段は変わりません。
私が行ったラオディというBarは、ラム一杯が1,000円ぐらいでした。
安いには違いありませんが、現地の価格で考えるととんでもないです。
そして通貨のラオスキープ(通貨)が不安定で、インフレが大きいです。
ベトナムと同じく桁が大きいので混乱します。
2025年GWは、1円が0.0066ラオス・キープでした。
通貨が不安定なので、ラオスはタイバーツや米ドルの利用が可能です。
どちらかというと他国の通貨の方が欲しいようです。
またラオス人は金(ゴールド)の購入を好むようです。
タラートサオに行くと、金の装飾の販売店がたくさんあり盛況です。
お金持ちなんだと思っていましたが、実際はそうではなく、ラオス通貨が不安定なため、お金があるうちにゴールドに換えておくようです。
そうしゴールドをまた売ってお金に戻すという手法を使っているそうです。(聞いた)
世界一何もない首都と言われる理由

なぜこんなことが言われるかですが、おそらく狭さと観光地の少なさだと思います。
首都なのに狭いというのは、もうしょうがないです。
人口が少ないですし街がコンパクトだからです。
観光地も少ないというのは否定しませんが、タートルアンやパトゥーサイなど、見どころはいくつもあります。
でも本当は、もっと観光地として魅力のある場所だったはずです。
それが分かるのは、ワットシーサケットに行った時です。
ワットシーサケットは、大小合わせて6,000体以上の仏像が保管されています。
もともとこれらの仏像は装飾がされていましたが、現在は金や宝飾品はすべて無くなっています。
ラオスは侵略や内乱、戦争が繰り返されており、仏像の装飾はほぼすべて盗まれるか換金されています。
金箔の仏像も今は見る影もありません。

首都の狭さも、第二次世界大戦中のアメリカ軍の爆撃によるものが大きいです。
大量にばらまかれたクラスター爆弾による不発弾が多く、今なおラオス住民は被害に遭っています。
この不発弾の多さが発展を阻んでいます。
さらにアメリカ軍による枯葉剤作戦もあり、その後遺症に苦しんでいます。
大変申し訳ないのですが、数日ラオスに居ただけで、明らかに身体に障害がある方を何人も見ました。
人口の少なさに対して、目にする機会は多かったです。
ラオスの問題はこれだけではありませんが、こうした状況にある国に対して「つまらない」と貶す奴らは最低です。
YouTubeは貶したり馬鹿にしたほうが登録者も視聴者数も増えるという、腐っているプラットフォームなのもありますが、こうした輩は軽蔑します。
そして貶す動画を見て喜んでいる人たちも同罪です。
だいたい面白いとこや良いところを見つけられないのは、完成が鈍くセンスが無いだけの本人の問題です。

それでいてラオスは、他のアジアのようにぼったくりや詐欺師が少なく、穏やかです。
客引きも少ないですし、あっさりしています。
タクシーの運転手も、いかに予算を少なくしてあげようかと考えてくれるぐらいですし、かなり誠実な印象を受けました。
ラオスの人たちは良い人ばっかりです。でもシャイかもしれませんね。日本と一緒。
ヴィエンチャン最大の観光名所は、夕日を見ることです。
これ以上に美しいものはありません。
つまり、資本主義に浸かり、資本主義によってつくられたものを崇める世界から飛び出し、ちょっとした娯楽が楽しく思える、自然の良さを再確認することが、ラオスへ旅行をする目的だと思います。

ところで私のYouTube動画の検索ルートを見ると、「ラオス 売春」があるのを見かけます。
この検索をしている奴がいることに寒気がしますが、確かに東南アジアにはつきものですし、ラオスは特に児童買春問題があります。
なぜラオスが特に目を付けられるかは、単純にお金です。
タイやベトナムの現地給与や物価が以前より上がったことで、予算を少なく遊べる場所を求めてラオスに行くわけです。
アジアで最も費用がかからず滞在できる国の一つなので、沈没外国人が流れ着きやすいです。
日本ではどうにもならないような輩でも、ラオスに行けばそれなりに振る舞えるんですから。
率直に言えば、何もできずプライドの高い弱い奴らがラオスに行ってしまうんですよ。
より弱い相手を見つけて、お金だけでコントロールが出来るからです。
弱い相手を見つけて、傲慢に振る舞うことが出来るんですから。
しかし、決して勘違いしてはいけないのが、ラオスの人たちは優秀です。
ラオス語、タイ語、英語、人によってはフランス語を話すことが出来ます。
ただ、お金という面でどうしてもこの世界では弱い立場になってしまうだけです。
要は弱い奴らは、さらに弱い奴らを求めていきます。
その先が児童買春なわけですから、どうしようもない存在です。
個人的に、私が最も嫌いな海外移住がこれです。
弱い奴が調子に乗って生活できる場所を探して、身勝手に振る舞える場所。
最後に話が随分とずれましたが、東南アジアの良さが詰め込まれた場所ですから、お薦めです。
リラックスした海外旅行をしたいなら、最高ですよ。
youtube動画を上げていますのでぜひご覧ください。

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