1960~70年代の最も象徴的な作品のひとつとなった「LOVE」という言葉のレンダリングを手がけ、Tシャツから郵便切手にいたるまで人気を博した米国の現代美術家のロバート・インディアナが5月19日に亡くなりました。享年89歳。
Robert Indiana, the pop artist behind the iconic ‘Love’ image, dies at 89 | CNN
The Pop artist’s rendering of the word ‘love’ became one of the most iconic artworks of the 1960s and 1970s and was reproduced on everything from T-shirts to a ...
彼の最も著名な作品がこのLOVEをモチーフにしたデザインです。
写真は私が撮影した新宿アイランドタワーの前にあるオブジェです。1995年に設置されました。ドラマなどに登場する場所として著名な場所でもあります。
場所はこちら。
新宿アイランドタワー
新宿アイランドit's レストラン&ショップ
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圧倒的なインパクトを持つこのLOVEは、彼が子供時代に通っていた教会のサインである「神は愛なり」に影響をうけ60年代から繰り返しこのフレーズを用いていました。1964年、クリスマスカードにLOVEを用いたのが最初だと言われています。
そして1965年にニューヨーク近代美術館(MOMA)のクリスマスカードに採用されたことで一躍有名になり大成功をおさめます。
彼はこのLOVEを著作権保護しなかったため多数模倣されることになりましたが、それは彼自身の信念によるものでした。
なお、インディアナの追悼式などは予定されていないとのことです。
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