2019年にバウハウスは開校100年を迎えており、それを祝う巡回展「きたれ、バウハウス」が2019年8月3日より新潟市美術館でスタートしています。
2020年にかけて全国の5つの美術館へ巡回しています。
この展示は「バウハウスとは何か?」 という問いに「学校」であるという視点から迫っています。
初代学長ウォルター・グロピウスの下に集まったクレーやカンディンスキーにモホイ=ナジなどの優れた芸術家たちが、バウハウスにてどのような授業を行ったかを、授業を受けた学生たちの実際の作品を通して展示されています。
バウハウスの作品を有する国内の美術館や所蔵者の協力により、約300点の貴重な作品・資料が展示される国内で開催される最大規模のバウハウス展です。
コロナウイルスによる影響がありましたが2020年5月31日に静岡県の静岡県立美術館での巡回展は終了し、最後の場所である東京都・丸の内の東京ステーションギャラリーで開催されます。
東京ステーションギャラリーでのバウハウス展概要
開校100年 きたれ、バウハウス
―造形教育の基礎―7月17日(金) – 9月6日(日)
場所:東京ステーションギャラリー
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目9−1
bauhaus 100!
1919年、ドイツの古都ヴァイマールに、建築家ヴァルター・グロピウスにより開校した造形学校「バウハウス」が、昨年その誕生から100年目を迎えました。ナチスの弾圧を受け1933年に閉鎖されるまで、わずか14年という短い活動期間でしたが、実験精神に満ち溢れたこの学校は、造形教育に革新をもたらし、今日にいたるまでアートとデザインに大きな影響を及ぼしています。
ヴァルター・グロピウス《バウハウス・デッサウ校舎》1925-26年、撮影:柳川智之(2015年)
豪華教師陣のユニークな授業
バウハウスでは、ヴァシリー・カンディンスキー、パウル・クレーなど時代を代表する芸術家たちが教師として指導にあたって、優れたデザイナーや建築家が育ち、画期的なデザインが生まれました。とりわけ、入学した学生が最初に受ける基礎教育で教師たちが試みた授業はユニークなものでした。
かがやかしきバウハウスの成果
本展では、バウハウスの基礎教育を中心に各教師の授業内容を紹介するとともに、その一端を体験していただけます。さらに、そこから発展した様々な工房(金属、陶器、織物、家具、印刷・広告、舞台など)での成果や資料など約300点を展示。
バウハウスと日本のつながり
日本からバウハウスに留学した水谷武彦、山脇巌、山脇道子、大野玉枝の4名による作品と資料を一堂に集めて紹介する初めての機会です。
フランツ・ジィンガー《男性の裸身 (イッテンの授業にて) 》1919年、ミサワホーム株式会社
Information基本情報
- 入館料
- 一般 1,200円 高校・大学生 1,000円
※中学生以下無料
※障がい者手帳等持参の方は100円引き(介添者1名は無料)
※前売券と団体券の販売は行いません
※チケットの購入方法など、入館についての詳細はこちらで追ってお知らせします
- 主催
- 東京ステーションギャラリー[公益財団法人 東日本鉄道文化財団]、バウハウス100周年委員会
- 後援
- ドイツ連邦共和国大使館、スイス大使館、ハンガリー大使館、一般社団法人 日本建築学会
- 特別協力
- ミサワホーム株式会社、東京国立近代美術館
- 協力
- 専門学校 桑沢デザイン研究所、大阪芸術大学、株式会社アトリエ ニキティキ
- 協賛
- アウディ ジャパン株式会社、株式会社インターオフィス
- 企画協力
- 株式会社アートインプレッション、株式会社ミサワホーム総合研究所
詳しくは引用先HPをご覧ください。
開校100年 きたれ、バウハウス ―造形教育の基礎― | 東京ステーションギャラリー東京ステーションギャラリーでは2020年7月17日(金)~9月6日(日)の間、展覧会「開校100年 きたれ、バウハウス ―造形教育の基礎―」を開催中いたします。
長かったバウハウス巡回展も終了しますが、コロナウイルスによる影響で静岡での開催は休業も含めて短いものとなりました。
東京での開催も予定されていたイベントは全て中止となるなど大きな影響を受けています。
私もこの巡回展は行きたかったので東京での開催を待っていたのですが・・・行けないかもしれません。
今年に入ってから私も東京どころか県外への移動もしておらず、ひたすら自粛をしつつ仕事だけしている状態です。
どうなってしまうのでしょうか、東京に行ける時が来るのか、それとももう行けなくなってしまうのか・・・
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